「ない、絶対ない。ていうか嫌だ」
「せやけど〜ルールはルールやし〜」
「ウザイ!忍足ウザイ!眼鏡割ってやる!そのロン毛切ってやる!」
「えっ…ちょっ止めたって!分かった!分かったから!ええよ、自分が罰ゲームちゃんとやるんやったらなんかお願い聞いたるよ!」
「え、ホント!?じゃあ一緒にやろう!」
「は?」
「だから、罰ゲーム一緒にやろう!」
「……これ着んの?俺が?」
「うん!キモイけど!」
「今さりげなく失礼な事言ったやろ」
「じゃあ跡部も一緒にやらせようか!忍足のキモさを相殺してくれるよ!」
「無視かいな!仮にも俺彼氏!」
「跡部これ着t
「断る」
「じゃあ忍足と私が着てキモさを振りまけばいいんだね!皆が部活どころじゃなくなるよ!キモくてトイレは大混雑!」
「お前が着たら別の意味で皆が部活じゃなくなるっての…」
「跡部さん…着てあげたらどうですか?この前階段で滑って転んで落ちた事言っても良いんですか…」
「てめぇには関係ねぇだろ鳳!てか何でそれ知ってるんだ!」
「フフ…さぁ?」
「あー!着れば良いんだろ着れば!」
前書き長くなりましたがやっと始まるっていうかこれはタイトルなのだろうかという疑問点は置いといてレッツ跡部と忍足とのドキッ☆メイド大作戦が始まるわけだがこれまでの経緯が全く分からないので説明しよう
『人生ゲーム?』
『せや。がっくんちにあったんやて。何で持ってきたとかそういうツッコミは無しで皆でやってみぃひん?』
『わぁ久しぶり!』
『侑士ーなんか罰ゲームつけようぜー』
『ん〜せやったら…ベタにドキッ☆メイド大作戦は?部活中メイドの格好する』
『良いけどよーそのメイド服どこにあんの?』
『ここにあんで』
『うわっ忍足ドラえもんだね!つか持ってたんだ!オタクか!』
『つっこまんといて』
『の負けー!』
『ドキッ☆メイド大作戦やー!』
そして冒頭に戻るわけだ。
決してこれはライトノベル略してラノベの萌え系のベタベタストーリーを天下の週刊少年ジャ●プで再現してみようとか、普段はマネージャーやってるちょっと強気の女の子とか普段はお坊ちゃまでプライドヒマラヤなテニス部部長とかクールで眼鏡のナイスガイとかがメイド服着たらギャップに萌えるんじゃねーのとか、そんな事は一切考えているつもりは…したくない。
「あかん。これはあかん」
「忍足キモイ離れろ」
「あ、着替え終わったん?」
「うん」
「うわーかわええなー萌えやなー」
「忍足キモイ離れろ消えろ」
「景ちゃん最後になんか増えとるで」
「さぁ、私はドリンク作るから二人は部活行っておいで」
「え、この格好で?冗談やろ?今だけやろ?」
「当たり前だろ、おい冗談もいい加減にしねーと怒るぞ」
「いってらっしゃい、ご主人様?」
「「行ってきます」」
「うわっ侑士キモイ!」
「うっさいわ岳人」
「跡部それマジかよ!激ダサだz「なんか言ったかクソ宍戸レギュラー落とすぞ」
「すんません…」
「何を騒いでいる?」
「監督!」
「どうすんだよバカ足!」
「仕方あらへんわ跡部!なりきるで!」
「はぁ!?」
「ん?そこの二人の格好は何だ?忍足、跡部」
「忍足じゃありませ〜ん、侑子ですぅ、ゆ・う・こ」
「…!…跡部ぇ〜?誰ですかそれぇ〜私は景子ですぅ〜間違えないで下さい〜」
(無理ある!無理あるって特に侑士!)
(激キモだ!キモイ!ぜってぇ騙されねぇってそれ!)
「もぉ〜センセイ私達の事間違えるなんて景子怒っちゃうゾっ☆」
(しかも何気跡部ノリノリだ!)
「ホントぉ〜侑子もショック〜センセェったら〜めっ」
「…あ、あぁすまん人違いのようだ。間違って失礼をしたな」
((騙されてる!監督完璧に騙されてる!))
「あ、皆ジュースだよ〜げっ監督!」
「お前は…」
「あ、あの子は何でもないんです監督ぅ〜」
「私達の友達なんですぅ〜ねぇ、センセイにもドリンク差しあげてぇ〜」
「…、ハ〜イ☆特製ドリンクですっ、味わって飲んで下さいね、ご主人様っ☆」
「そうだな、よく味わって飲もう。では私は音楽室に戻る」
「「「行ってらっしゃいませ、ご主人様〜」」」
((監督騙されてたんじゃねぇ!まんざらでもなかったのか!))
「「「………」」」
「終わったね…」
「ああ、全てがな。少なくとも跡部景吾の200人の頂点に立つ輝かしい部長生活は終わったな…」
「せやったらクールで伊達眼鏡が特徴の氷帝の天才忍足侑士君の生活も終わったわ…」
「そしたら私は「ずっと思ってねんけど…」
「は?」
「この格好のをこのまま頂かんのはもっと終わってるわ!そーゆー事で後は頼んだわ景ちゃん!」
「え…?うわっどこ連れてくの忍足!」
「忍足てめぇ待て!俺様をこのまま置いてくつもりか!おいちょっ、待てってコノヤロー!」
「誰かこれオトしてやれって…」
森羅万象全てのものにごめんなさい
オチてなくてホントすいません…!